顧客対応に欠かせない”ビジネスフォン”。しかし、導入には構内交換機などの設備を導入する必要が。各機器を定期的に”保守管理”する必要もあり手間がかかります。

であれば、”クラウドPBX”を検討してみませんか?クラウドPBXであれば構内交換機などを設置する必要がありません。インターネット回線と端末さえあれば、”保守管理”も不要と手軽です。

ただ、実際に導入するとなると、ビジネスフォンとの違いがよく分からないもの。そこで、今回はビジネスフォンとクラウドPBXの違いについてご説明しましょう。人気サービスからクラウドPBX比較もしていますので、ぜひ参考にしてください。

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▶︎目次

クラウドPBXは保守管理の必要がない?

”クラウド”とついているだけで、サービスの内容自体はビジネスフォンとあまり変わりません。
では、ビジネスフォンとクラウドPBXは何が違うのか、不満点と魅力から見ていきましょう。

ビジネスフォンの不満点

ビジネスフォンの不満点は主に3つ。

外出中は対応できない

IP電話を除いて、ビジネスフォンは電話回線を使用しています。

その為、ビジネスフォンはあくまで”社内でのみ”のサービスに。
外出中に顧客から着信があっても、社外では対応できないのです。

初期費用が高い

ビジネスフォンは構内交換機を始めとした設備を導入する必要が。

小規模な工事でも数十万円、大規模になると数百万円することも。
初期費用の高さから、導入を諦めている事業者は多いことでしょう。

保守管理が難しい

構内交換機などの設備はどれも会社の所有物として管理します。

専任の社員を配置するにせよ、委託するにせよ”保守管理”が欠かせません。
精密機器なだけに、一般の社員が保守管理するというのはまず不可能です。

クラウドPBXの魅力

クラウドPBXの魅力は主に3つ。

外出中でも対応できる

クラウドPBXはインターネットにさえつながれば利用できます。

多くのサービスがスマホやタブレットなど、携帯端末からも利用できる仕様に。
つまり、外出中でもスマホやタブレットがあれば、顧客対応できる訳です。

初期費用がかからない

クラウドサービスはインターネット上にほとんどのシステムを移管しています。

構内交換機のように物理的な設備を導入する必要がないのです。
中には”工事不要”のサービスもあり、低予算からでも導入できます。

保守管理の必要がない

クラウドサービスでは設備、システムのほとんどを提供会社が管理します。

クラウドPBXではあくまで提供されるサービスを利用するだけ。
保守管理をする必要がなく、設備やシステムは常に最新の状態です。

クラウドPBX比較!人気サービスまとめ

クラウドPBXは従来のビジネスフォンの不満点を解消してくれる魅力的なサービスです。
では、中でも人気を集める3つのサービスについて、クラウドPBX比較をしていきましょう。

NETFORWARD クラウドPBXサービス

日立システムズの提供するクラウドPBX。

日本を代表する電子機器メーカー”日立”が保守管理してくれる安心のサービス。
”専用のヘルプデスク”がつくので、導入から運用まで初めての事業者でもスムーズです。

顧客ごとに適したオプションの提案もあり、要望に合わせたカスタマイズもできます。

NETFORWARD クラウドPBXサービス

Flat-Phone(フラット・フォン)

他の人気クラウドサービスとの連携に強みのあるクラウドPBX。

例えば、メールサービスの”Outlook”や顧客管理システムの”Salesforce”など。
カレンダーやドライブ、連絡帳などをひとまとめにした”Googleコンタクト”とも連携できます。

社内でというよりも、スマホ(iPhone)を使って社外での顧客対応に便利なサービスです。

Flat-Phone(フラット・フォン)

TramPBX Cloud Powered by Avaya

サービスの稼働率99.95%と驚異の安定性で人気のクラウドPBX。

国内のコールセンター市場においておよそ4割のシェアを誇るほど。
サービスの手厚さから大規模事業者だけでなく、小規模事業者にまで広く普及しています。

教育機関にも対応しているので、サービスとしては1,2を争うほど信頼できるでしょう。

TramPBX Cloud Powered by Avaya

まとめ

クラウドPBX比較

今回は、ビジネスフォンとクラウドPBXの違いについてまとめてました。

ビジネスフォンとクラウドPBXの違いは主に3つ。

  • 外出中に対応できるのか
  • 初期費用がどれだけかかるか
  • 保守管理の必要があるのか

クラウドPBXはインターネットを利用した通信サービスの一種。

インターネットさえあればスマホ(iPhone)からでも利用でき、社内外は関係ありません。
当然、構内交換機などの設備を導入する必要がなく、費用も保守も抑えられます。

つまり、クラウドPBXはビジネスフォンにあった不満を解消してくれるサービスということ。

クラウドPBX比較で紹介したサービスについても、どれも信頼できるものばかり。
ぜひ、保守管理などの必要のない、手間も費用もかからないお得なサービスを検討してみてください。

保守管理以外でも、クラウドPBXへの乗り換えを考えている方は、機能面や費用面、乗り換えるタイミングなど様々な課題点があるかと思われます。
クラウドPBXナビではクラウドPBXに関する事がまさに教科書の様に網羅されています。
こちらのサイトでより深くクラウドPBXについての知識を深めてみてはいかがでしょう?