社内の通話はビジネスフォンの内線があるから無料に。では、社外に営業中、外出中の通話(外線)はどうでしょう。外出中の通話料がちょっと高い…」上記のように悩んでいる事業者は多いもの。

であれば、ビジネスフォンをクラウド型のものにしてみませんか?実は、ビジネスフォンには大きく分けて3つの種類が。クラウドPBXにすることで外出中の通話料も抑えられるのです。ただ、いざ選ぶとなると、クラウドPBXをどれにするか迷うもの。

そこで、今回は外出中にも使える、クラウドPBX比較をします。人気3サービスのクラウドフォン比較ですので、ぜひ参考にしてみてください。

クラウドPBXの便利機能と使い方

▶︎目次

ビジネスフォンには3つの種類が

冒頭で紹介した通り、ビジネスフォンには大きく分けて3つの種類が。
では、各ビジネスフォンの特徴と、なぜクラウド型が良いのかをご説明しましょう。

通常のビジネスフォン

構内交換機(主装置)と多機能電話機を設置してと、まさに昔ながらのビジネスフォン。

現在、もっとも普及しているビジネスフォンなだけに、すでに利用したことのある方も多いはず。
あくまで”電話回線のみ”を使っているサービスで、基本的に社内(内線)のみ無料です。

電話回線なので災害時や停電時などにも、回線自体が切れるということはなく安心です。

しかし、構内交換機に多機能電話機、配線類と大掛かりな工事が必要に。
設備が多いだけに維持、管理にも費用がかかるので気軽に導入するのは難しいでしょう。

IP型のビジネスフォン

電話回線の代わりに、”インターネット回線”を使用しているのがIP型のビジネスフォン。

通常のビジネスフォンと同様に、構内交換機(IP型主装置)と多機能電話機を設置する必要が。
”インターネット回線のみ”を使っているので、電話回線がなくてもサービスを利用できるのが特徴です。

ネットワーク(構内LAN)を通じて、電話機だけでなくパソコンやスマホなどでも利用できます。

ただし、インターネット回線を使っているので、電話回線ほどの安定感はなく災害などにも弱いです。
結局のところ構内交換機などを設置する必要もあり、費用がかかるのも気になるところと言えます。

クラウド型のビジネスフォン

構内交換機を始めとした、主な設備やシステムをクラウド上に移行したビジネスフォン。

構内交換機を設置する必要がなく、基本的に”インターネット回線さえ”あればいいだけ。
1つのサービスと契約しておけば、A拠点,B拠点と拠点に関係なく同様のサービスが受けられます。

つまり、工事や維持にかかる費用を大幅に抑え、小規模事業者でも気軽に導入できるということ。

また、インターネットにつながってさえいればいいので、外出中にスマホ(iPhone)から利用することも。
社内にWiFiさえあれば多機能電話機を設置せずに、スマホだけで同等のシステムを構築できます。

外出中に使えるクラウドPBX比較

導入、維持にかかる費用を抑えられ、かつスマホだけでも利用できるのがクラウドPBXの魅力。
では、外出中にこそ使いたい3つのサービスについて、クラウドPBX比較をしてみましょう。

ShaMo!(シャモ)

スマホ(iPhone)をそのままクラウドPBXにしてしまえるサービス。

  • 月額:900円/人

外出中の通話料は20円/30秒ですが、社員間だとすべて無料に。
その上、1社あたり10人以下なら基本料金についても永年無料にできます。

一斉着信や転送機能などもあり、ビジネスフォンの機能をそのままスマホにしたイメージです。

ShaMo!(シャモ)

MOT/TEL(モッテル)

14,000社以上に導入されている、クラウドPBXとしては最大手のサービス。

  • 月額:3,980円(スタンダード 10ch/20内線)
  • 月額:6,500円(ミドル 10ch/50内線)
  • 月額:9,800円(プレミアム 11ch〜/51〜100内線)

専用の”転送アダプタ(MOT TEL)”を設置するだけと、社内にも簡単に導入できます。
また、アプリをインストールすれば社員のスマホ(iPhone)をそのままクラウドPBXにすることも。

社内では多機能電話機(IP型)を、外出中はスマホをと使い分けができる訳です。

MOT/TEL(モッテル)

GoodLine(グッドライン)

事業規模に合わせた3つのプランが用意されているクラウドPBXのサービス。

  • 月額:3,000円(SOHO 2内線)
  • 月額:4,000円(コールセンター 1内線)
  • 月額:5,000円(法人 5内線)

通話記録をすべて管理できる”WEB設定管理”、通話内容を分析する”全通話分析”。
どの端末で電話帳を閲覧できる”クラウド電話帳”などの便利機能がすべて標準です。

少しお高めですが、チームで動くことを考えると使い勝手の良いクラウドPBXと言えます。

※上記の価格はあくまでサービス内の一部を抜粋したものです。

GoodLine(グッドライン)

まとめ

クラウドPBXの便利機能と使い方

今回はビジネスフォンの新しい選択肢、”クラウドPBX”についてまとめてみました。

従来のビジネスフォンとは異なり、外出中にスマホから内線電話のできるクラウドPBX。
構内交換機などを設置する必要もなく、小規模事業者でも気軽に導入できるのが魅力です。

上記で紹介した、外出中に使いたくなるクラウドPBX比較は3つ。

  • ShaMo!(シャモ)
  • MOT/TEL(モッテル)
  • GoodLine(グッドライン)

どれもスマホに対応した人気のサービスなので、ぜひ外出中の利用を想定して検討してみてください。